夕げ

こんにちは

風呂

わたしはよく「考えればわかるだろ!」と怒られる。

バイト先でも、浪人中の予備校でも、こないだの自動車学校でも。

そのときはウーンと脳みそを絞るようにして考えたつもりなんだけど、いざ訊ねて答えを聞いてみると、確かに相手をおちょくっているとも思われかねない質問をしていたりする。

でも、訊ねたときのわたしは、今まで何度も何度もそうやって怒られてきてるんだから、怒られるのはやだし、真剣に考えて聞いたのだ。そのときは、至極真剣に考えた。

 

わたしはどうも、すぐに質問しちゃいたくなるタチのようだ。せっかちだから。(自動車教習所の適性検査がそう言っていた。)

予備校のときは特に顕著で、このときは先生とおしゃべりしたいがために職員室へ出向いている節もあった。動機が不純!コレは怒られてもしょうがないネ!

 

それからわたしは、いつまでも夢見がちなのかもしれない。

しれないというのは、最近気づいたことで、まだ確信を持っていないから、そう言っている。

わたしはいつも感覚で動く。高校も、部活も、大学も、ある日「コレだな」と、眼鏡屋さんでレンズを足されてはっきりCが見えた時みたいに思ったから、それにした。何がしたいかとか、それに入ったあとどうするかは何も考えちゃいなかった。いつもそうだった。絶対E判定だった大学に入学できると思ってたし、ボートを漕いでる自分以外想像できなかった。元号を発表した額縁に書いて発表したいくらい一寸の疑いも迷いもなかった。

しかし周囲の話を聞いていると、手に職をつけたいから理系の大学に進んだり、「人生設計」的に結婚は東京でしたいから地元じゃなくこっちで就職するだとか、ずっと遠くを望遠鏡やなんかでしっかり見据えていた。いまの自分にはできないことだから、すごいと思う。ちゃんと先のことや自分の置かれた環境を見て、考えている。わたしは「視野が狭い」「ひとつの物事を始めると周りが見えなくなる」と指摘されているので、負けた気持ちにさえなる。これも自動車教習所で言われた。

また今回も考えなしに、先の進路にピントが合いかけている。Cがぼやぼや滲んでいるけど、コレは右だな〜と分かっているくらいの感じだ。何も調べてないし、わたしに向いてるのかもわからない。ただ、すごい面白そうだからワクワクばかりしている。ワクワクばかり。乞うご期待!